Claude Codeを半年間愛用し、全面的に推していた開発者が、Cursor Composerを使い始めてわずか2〜3日で「もう戻れない」と確信するに至った実体験を解説する記事。開発環境の革命、UI修正の精度、コンテキスト維持の違い、そして従量課金というデメリットまで、実際に使い続けている開発者のリアルな声を基に、両ツールの違いを徹底比較します。
▼関連動画▼
【乗換者続出】ClaudeCode信者がCursorComposerを徹底解説!スピードが衝撃だった。
▼執筆者のYouTubeチャンネル▼
実際に使い続けている開発者は、これまで半年間、Claude Codeを愛用してきました。社内でも「Claude Code勢」として活動し、他の開発ツールを検討することすら考えていなかったといいます。Claude Codeは、彼らにとって開発に欠かせないツールであり、最適解であると確信していました。
しかし、その前提は、Cursor Composerを使い始めてからわずか2〜3日で完全に覆されることになります。「正直、もうClaude Codeには戻れない」と確信するに至った背景には、Composerの圧倒的なスピードと使い心地がありました。
実際に使っている開発者から聞く「2日で戻れなくなった」という実体験は、単なる宣伝文句ではなく、開発効率の革命を意味しています。この変化は、AI駆動開発ツールの進化が、いかに開発者のワークフローを変えるのかを示す、生きた証拠と言えるでしょう。
Claude Codeでの開発では、開発者が以下の3つの画面を行き来する必要がありました。コードエディタ(CursorやVS Code)、ターミナル(Claude Code操作用)、そしてブラウザ(ローカルホストでの動作確認用)です。マルチモニター環境がほぼ必須で、ノートパソコン1台での開発は非効率でした。
しかし、Cursor Composerでは、エディタ内でプレビューブラウザを表示・動作させることができます。つまり、コードを書き、ターミナルで実行し、ブラウザで確認するという3つの作業を、すべて1つの画面内で完結させることができるのです。
この「画面移動のなさ」は、想像以上の効率化を生み出します。マウスで画面を切り替える必要がなくなり、集中力を途切れさせることなく開発を進められるようになりました。特に、ノートパソコン1台だけで開発する環境では、この違いが非常に大きく、開発体験が劇的に改善されたと評価されています。
Claude CodeでUI修正を行う際、開発者はスクリーンショットを撮って貼り付け、テキストで指示を送る必要がありました。しかし、それでも意図が正確に伝わらず、20ラリー(やり取り)ほど繰り返しても解決しないことがあったといいます。
「このボタンの色を変えて」「もう少し左に寄せて」「フォントサイズを少し大きくして」といった細かい調整が、テキストだけのコミュニケーションでは伝わりにくく、何度もやり取りを繰り返す必要がありました。これは、開発者の時間を大きく消費するストレスの原因となっていました。
一方、Cursor Composerでは、修正したいUIのブロックや要素をホバー・クリックするだけで、AIに「ここを直して」と正確に場所を特定させることができます。さらに、ライブラリから画像を直接貼り付けるボタンがあり、音声入力の認識精度も非常に高いため、指示がスムーズに伝わります。
その結果、UI修正に必要なラリー数が20ラリーから6ラリー程度に激減しました。これは、開発時間の大幅な短縮と、ストレスの軽減を意味します。UI修正は開発の中でも頻繁に行われる作業であるため、この効率化は開発全体のスピードアップに大きく貢献しています。
Claude Codeには、「メモリ切れ(記憶喪失)」と呼ばれる課題がありました。長時間の会話を続けていると、プロジェクトのコンテキストを忘れてしまい、再読み込みが必要になることがありました。これは、開発の流れを途切れさせる大きなストレスでした。
「さっき説明したあの機能のことを覚えていますか?」「この前の実装と整合性を取ってください」といった指示を送っても、AIが文脈を忘れている場合があり、同じ説明を何度も繰り返す必要がありました。
しかし、Cursor Composerのエージェント機能は、記憶の把握が早く、無駄なやり取りが少ないため、スピード感が「圧倒的に早い」と評価されています。プロジェクトの全体像を理解した状態で作業を進められるため、開発者は細かい説明を繰り返す必要がなくなり、本当に重要な部分に集中できるようになりました。
この違いは、長期間にわたる開発プロジェクトにおいて、累積的に大きな時間削減効果を生み出します。開発者は、AIとの会話に多くの時間を費やすのではなく、実際の開発作業に集中できるようになったのです。
上級者の開発者は、Supabase、Selenium、Chrome DevTools、Playwright、StripeなどのMCP(Model Context Protocol:外部ツール連携)を登録しています。これらのツールを連携させることで、より高度な開発作業が可能になります。
しかし、重要なポイントは、これらのMCPを全て常時オンにするのではなく、必要な時だけトグルスイッチでオンにする運用を行っているということです。全てのMCPを同時に有効にすると、トークン消費が激しくなり、AIが混乱してしまいます。適切なタイミングで必要な機能だけを有効化することで、効率的な開発を実現しているのです。
例えば、データベース操作が必要な時だけSupabaseのMCPをオンにし、UIテストが必要な時だけSeleniumやPlaywrightのMCPをオンにするといった使い分けが重要です。このような細かい調整により、AIのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
ただし、MCPを使用する際には注意が必要です。長期間の会話でログが溜まりすぎると、AIが要約時にアクセストークンやプロジェクトIDなどの重要情報を勝手に書き換えてしまい(ハルシネーション)、認証エラーが発生するトラブルが報告されています。
この問題は、特に重要な認証情報やAPIキーを扱う際に発生しやすいため、MCPを使用する際は、AIが勝手に情報を要約・改変していないか定期的に確認する必要があります。重要な情報に関しては、AIに自動的に要約させず、開発者が明示的に管理することを推奨します。
Cursor Composerの最も強力な機能の一つが、複数のエージェント(チャットスペース)を同時に立ち上げることができる点です。上級者の開発者は、この機能を活用して、以下のように3つのタスクを並行させています。
Mainエージェントではメイン機能の実装を担当し、Sub 1エージェントでは別の画面の修正を担当し、Sub 2エージェントではバックエンド処理などを担当するといった具合です。このようにタスクを適切に切り分け、コンフリクト(衝突)しないように並行稼働させることで、エンジニア1人で3人分の開発スピードを実現しているのです。
例えば、フロントエンドの修正をMainエージェントに任せながら、同時にSub 1エージェントでバックエンドAPIの修正を行い、Sub 2エージェントでデータベースの設計を進めるといったことが可能です。人間が3つのタスクを同時に進めることは難しいですが、AIエージェントなら、それぞれが独立して作業を進めることができるのです。
この「1人で3人分」の開発スタイルは、開発プロジェクトの全体スピードを劇的に向上させます。従来であれば3人のエンジニアが必要だった作業が、1人のエンジニアとAIエージェントの協働により実現できるようになったのです。
機能面では最強に見えるCursor Composerですが、最大の問題は「料金」です。Claude Codeは月額固定で、チームプラン等でも上限があるため、比較的定額で使いやすい特徴があります。一方、Cursor Composerは基本料金(20ドル)に加え、従量課金制となっています。
この料金体系の違いは、開発者にとって大きな選択要素となります。月額固定であれば、予算を立てやすく、コスト管理も容易です。しかし、従量課金制の場合、使用量に応じて料金が変動するため、使い方によっては予想以上のコストがかかる可能性があります。
実際に、本格的に使い始めた開発者は、わずか2日で約90〜100ドル(約1.5万円)を消費したと報告しています。これを「ツールの利用料」として考えると、確かに高額に感じるかもしれません。
しかし、別の視点から考えると、「エンジニアを1人雇う人件費」と比較すれば、そのスピードとパフォーマンスに対して「激安である」という捉え方もできます。1人のエンジニアを1ヶ月雇うための人件費と、Composerの利用料を比較すれば、後者の方が圧倒的に安価です。
さらに、Composerを使うことで開発スピードが劇的に向上し、「1人で3人分」の作業が可能になるとすれば、人件費の削減効果を考慮すると、従量課金のコストは十分に回収可能であるとも言えます。
ただし、社内利用の際は、経営者側がコスト管理を意識する必要があるとのことです。従量課金には十分注意が必要であり、無制限に使うのではなく、適切な使用範囲を設定することが重要です。
例えば、特定のプロジェクトや特定の期間に限定して使用する、使用量の上限を設定する、使用状況を定期的に監視するといった対策が必要です。特に、複数の開発者が同時に使用する環境では、コストが予想以上に膨らむ可能性があるため、事前にルールを定めておくことが推奨されます。
現時点での最強のワークフローとして、以下の使い分けが示唆されています。それぞれのツールには適した用途があり、プロジェクトのフェーズや要求される精度に応じて使い分けることで、最大の効率を発揮できます。
OpenAI o1 / Codexは、ゼロからイチ(0→1)のベース構築に最適です。質問を繰り返しながら詳細を作り込むのが得意で、アイデアを形にする初期段階では、このツールを使うことで、開発の方向性を定めやすくなります。
Claude Codeは、ある程度の作り込みや、手堅い実装に適しています。ベースができた後の、詳細な機能実装や、確実性を重視する部分では、Claude Codeの堅実さが活きてきます。
Cursor Composerは、圧倒的なスピードが必要な微修正、UI調整、最終的な仕上げに最適です。細かい調整や、視覚的な確認をしながらの修正作業では、Composerの1画面完結型の開発環境が、その真価を発揮します。
この3段階の使い分けにより、プロジェクトの各フェーズで最適なツールを使用することができます。最初から最後まで同じツールを使い続けるのではなく、それぞれのツールの強みを活かしながら、柔軟に切り替えることが、効率的な開発の鍵となります。
特に、複数のツールを使いこなすことで、開発者自身のスキルも向上し、より幅広いプロジェクトに対応できるようになります。AI駆動開発ツールは、単なる便利ツールではなく、開発者の能力を拡張するための重要なパートナーとして機能するのです。
現在のCursor Composerは「無双状態」にあると言えるでしょう。開発環境の革命、UI修正の精度とスピード、コンテキストの維持とスピードという3つの決定的な理由により、Claude Codeを上回る開発体験を提供しています。
コスト面では、従量課金制というデメリットがありますが、そのスピードと体験は一度味わうと戻れないレベルです。2日で約1.5万円というコストは、確かに高額に感じられるかもしれませんが、「エンジニアを1人雇う人件費」と比較すれば、圧倒的にコストパフォーマンスが高いツールであると言えます。
ただし、従量課金には十分注意が必要であり、社内利用の際は経営者側がコスト管理を意識する必要があります。無制限に使うのではなく、適切な使用範囲を設定し、使用状況を定期的に監視することで、コストを抑えながら最大の効果を引き出すことができます。
AI駆動開発ツールの進化は、まだ始まったばかりです。Cursor ComposerやClaude Codeをはじめとするツールは、今後も進化を続け、開発者のワークフローをさらに改善していくでしょう。この変化に柔軟に対応し、最適なツールを選び、使いこなすことが、これからの開発者に求められる重要なスキルとなります。
AI駆動開発をより本格的に学びたい方には、LandBridge AI駆動研究所のeラーニングサービスがおすすめです。
🎯 実践的な動画コンテンツ
👨🏫 現場で活躍する講師陣
🤝 いつでもどこでも学習可能
📈 AI駆動開発の基礎から応用まで体系的に学習
eラーニングサービスの詳細はこちら → https://www.landbridge.ai/e-learning
2026年は、エンジニアにとって「滅ぶ時代」であると同時に、変化に適応できる人にとっては大きなチャンスの年でもあります。AI駆動開発(Vibe Coding)の進化により、開発スピードが10倍(工数1/10)に短縮され、真の「AIエージェント元年」を迎える2026年。コーディングだけのエンジニアは不要となり、SES(客先常駐)モデルや人材バブルが崩壊する一方で、上流工程や業務理解(ドメイン知識)を持つエンジニアの価値が高まります。本記事では、2026年の予測、業界への影響、そしてエンジニアが生き残るための具体的な生存戦略を詳しく解説していきます。
受託開発会社の利益率向上にAI駆動開発が革命をもたらしている。開発時間55%削減、コスト削減30%を実現する具体的な導入方法と、実際に利益率2倍を達成した企業事例を詳しく解説。
EC・小売業でAI駆動開発を導入した企業の売上が平均30%向上している事実をご存知ですか。本記事では、GitHub CopilotやCursor AIを活用した小売業DXの実践方法と、導入3ヶ月で成果を出すための具体的なステップを解説します。