スマホで仕事する時代に、AIをどう使うか。iPhone Duoを当日に予約しても買えなかった私が、スマホからClaude Codeに指示してMac miniに作業させている今のやり方と、持ち歩ける大画面が欲しい理由、メガネ型の端末で変わりそうな働き方まで書いた。移動中も仕事を回したい経営者・担当者向け。
iPhone Duoの発売日、私の手元に端末はなかった。予約は当日に入れていた。それでも買えず、届くのは1月23日ごろだと出ている。
1月23日に届いても、そのころには次のiPhoneの話が出ていそうだ。正直、わけが分からない状況になっている。
ガジェットは昔から大好きだ。ただ、今回は趣味だけで欲しいわけではない。AIのおかげで、スマホで仕事をする時間がめちゃくちゃ増えているからだ。
この記事の要点
結論から言うと、今は待つしかないと思っている。
iPhone Duoは、iPhoneの折りたたみスマホだ。開くとiPadになり、閉じると普通のスマホになる。私はPro Maxを使っているので、iPadとPro Maxの合体版と考えると分かりやすい。
折りたたみのスマホ自体は、Galaxyなどからいくつも出ている。私はそれらを使っていない。iOSでそれができる、というところに意味があると思っている。
発売の前日、Appleの人に連絡してみた。返ってきたのは、マジで買えないらしい、という話だった。世界的に買えない商品になっているそうだ。
需要と供給がまったく合っていない。メルカリなどで転売している人もいると思う。そこで買えば済む話ではあるが、そこまでしようとは思わない。
もし買えた人がいたら、正直うらやましい。どうやって手に入れたのか、聞いてみたいくらいだ。
値段が高くても、仕事の道具としては割に合うと思っている。
iPhone Duoは36万円ぐらいする。スマホとしては、めちゃくちゃ高い。それでも人気が出ている。
私の見立てでは、経営者や、iPhoneでも仕事をする人にとって、いいツールになるはずだ。理由は単純で、スマホで仕事をする機会が増えているからだ。
最近は、スマホ1台で仕事ができる時代になってきた。AIをうまく使えば、スマホだけでもかなりのことが回る。そうなると、画面は大きいほうがいい。
人気の理由は、もう1つあると思う。そもそも目新しい端末なので、まず触ってみたい人が多いのだろう。
銀座のAppleには実機が置いてあると聞いた。見に行きたいが、その時間がなかなか取れていない。
私たちは今、スマホからClaude Codeに指示を出して仕事をしている。
やり方はこうだ。
通勤の電車の中で、Mac mini側のものをいじりたくなることがある。そんなときも、スマホからやり取りすれば済む。Claude Codeの中で、スマホから指示命令ができる状態になっている。
Claude Codeのスマホ向けアプリでも、同じことができるかもしれない。ただ、今はこのやり方で回していることが多い。
スマホで仕事をする機会は、本当に増えた。指示を出し、返ってきた結果を読む。これを1日に何度も繰り返す。
そうなると、小さい画面より、でかい画面のほうがいい。iPhone Duoを本当に買いたいと思った一番の理由は、ここにある。
iPadで済むのでは、という声はよく分かる。それでも足りない。
iPadは、スマホのように気軽には持ち歩けない。たとえば散歩をしているとき、私はiPadを持っていない。手元にあるのはスマホだけだ。
だから理想は、持ちやすくて、なおかつ画面がでかい端末だった。iPhone Duoは、まさにそこに当てはまる。
うちの社員には、そんなにでかい画面はいらないと言われる。それでも私は欲しい。移動が多いからだ。
ベトナムに行くときは、わざわざiPadを持っていく。もちろんパソコンも持っていく。そのたびに、でっかい画面のスマホがあればと思う。
これから先、AIをうまく使えば、スマホだけで仕事を完結させたほうがいい場面が増える。移動中でも、何をしていてもAIを動かせる状態にしておきたい。そのためにも、大きな画面を持っておいたほうがいいと考えている。
誤解のないように書いておく。パソコンを開かなくても仕事はできるだろう、と思う人もいるかもしれない。今のところ、それは無理だ。
ただ、スマホから指示を出し、あとは勝手にやっておいてもらうことは、もうできている。それをもっとスムーズにしたい。iPhone Duoを買う人が続出しているのは、同じことを考える人が多いからではないかと思う。
大画面の先には、メガネ型の端末があると思っている。
MetaからはAIグラスが出てきている。画面を映すメガネ型の端末も、出てきそうな雰囲気がある。来年ぐらいに出ると言われているが、本当に出るかは分からない。
私はVision Proも買った。ただ、重すぎて付けていられない。
散歩しながらそれを付けて仕事をすればいい、と言う人もいるかもしれない。あの大きさの端末では、さすがに無理だった。
だから今は、スマホ型の大画面であるDuoが現実的だ。来年以降、メガネ型ですごい端末が出たら、そちらで仕事をするのも全然ありだと思う。Metaが出せば、Appleも必ず出してくると見ている。
3年後、5年後には、仕事のやり方は大きく変わっていそうだ。メガネをかけて、喋りながら仕事をする。それが現実に起こってくると思っている。
会話するエージェントは、ChatGPTもClaudeもすでに出している。だから、ここまでは間違いなく行けると考えている。
メガネで仕事ができるようになっても、実物のコンピューターは残る。
パソコンは、少しずつ要らなくなるかもしれない。ただ、実際に作業をするマシンは必要だ。私は、それがMac miniになると思っている。
役割を分けると、こうなる。
この形は、今の時点でもスマホで実現できている。変わっていくのは、指示を出す側の端末の形だけだと思う。
ここからは少し脱線する。最近、AIの新モデルの発表が落ち着いてきたと感じている。
9月後半から10月前半は、新しいモデルが次々と出ていた。Fable 5.1が出て、Opus 5.5が出て、Haikuも新しいものが出た。わけが分からないくらいの速さだった。
それが10月中旬は、少し収まったように見える。新しいモデルを発信している人の投稿も、私の肌感では最近あまり出てこない。アメリカでは開発を遅らせていこうという話もあり、本当に落としているのではないかという説も出ている。
前に、AIの開発速度は落とせないと書いた。その考えは変わっていない。今回落ち着いたのは、表に出る発表のほうだと見ている。
聞いた話では、ChatGPTやClaudeの内部には、めちゃくちゃ賢いAIがいるらしい。AIでAIを作っている状況が、もう起きているそうだ。攻撃する側も、強いAIを使っていると聞く。
強いAIを使えるところと、一般向けのAIしか使えないところ。この間で、だいぶ格差が出てくると思っている。
一般向けは、もう充分すぎるほど賢い。その先として、法人向けにもっと頭のいいAIを高い値段で売る流れが来る気がしている。めちゃくちゃ高いプランでも、私たちは買ってしまうかもしれない。
ソフトウェア開発は、ほとんど潰れるかもしれないとも思っている。先日も、札幌の大きな会社が倒産したというニュースを見て、やばいなと感じた。変化の時代を生き抜くには、変化するしかない。
大事なのは端末より、どこからでもAIを動かせる仕組みだ。
iPhone Duoを買えば、スマホで仕事ができるようになるわけではない。私がスマホで仕事を回せているのは、Mac mini側に指示を受けて動く仕組みがあるからだ。画面の大きさは、その上に乗る話にすぎない。
社員にでかい画面はいらないと言われるのも、ある意味では正しい。仕組みがなければ、どんな画面でも指示は届かない。逆に仕組みがあれば、今のスマホでも仕事は回る。
会社でスマホから仕事を回せる状態を作るなら、順番はこう考えている。
私自身も、まだ足りないところがある。エージェントをもっと作り、自分の代理のように動かすことも試している。そのためには、AIにもう少し知識を持たせたいと思っている。
AIを触りすぎて、次に何をすればいいか分からなくなることもある。それでも、新しいことを探ってやり続けるしかない。変化に合わせて動ける会社は、端末が変わっても強いと思う。
スマホからAIに仕事を任せるには、まずClaude Codeを使いこなし、任せる作業を整理する必要がある。独学でもできるが、会社で進めるなら近道がある。
AI駆動研究所では、企業向けの研修を行っている。今回の内容に近いものを挙げる。
個人で学びたい人には、AI駆動開発育成所もある。
移動中も仕事を回したい、何から任せればいいか分からない、という段階でもかまわない。まずは無料相談から気軽に連絡してほしい。
この内容は動画でも話しています: https://youtu.be/ahKBznckVkE
AI時代に自社プロダクトを作る理由を、AIでフルスクラッチしたECサイト「ふとる飯」を社内ほぼ2人で回す私が書いた。作れるだけでは差がつかない今、価値になるのは作って売った実績だ。原体験からの企画、AIとの壁打ち、PDCA、売る力まで整理する。プロダクトを作りたい個人・経営者向け。
YouTube編集のAI自動化を、実際に毎日回している私が中身ごと書いた。撮って上げるだけで、編集・投稿から記事やnote、Podcastまで流れる。Claude Codeへの丸投げでは届かない理由、肝になるデータ化、コストと質7割の割り切り、サムネの限界も整理する。発信を続けたい経営者・担当者向け。
AIエージェントの24時間稼働は本当に必要か。Mac miniを5台買って自動化を進めた私が、編集費ゼロやタイムリーな発信という効果の先で気づいた「24時間やる作業がない」という本音を書いた。管理しきれない自動化、開発を24時間回せない理由、何を自動化するかの絞り方も整理する。自動化を進める経営者・担当者向け。