YouTube編集のAI自動化を、実際に毎日回している私が中身ごと書いた。撮って上げるだけで、編集・投稿から記事やnote、Podcastまで流れる。Claude Codeへの丸投げでは届かない理由、肝になるデータ化、コストと質7割の割り切り、サムネの限界も整理する。発信を続けたい経営者・担当者向け。
この記事の要点
散歩しながら、カメラに向かってしゃべる。終わったら、その素材をアップロードする。私がやっているのは、本当にそれだけだ。
そこから先の編集、書き出し、YouTubeへの投稿、タイトルと概要の入力まで、全部AIがやってくれる。何もしていない、と言っていいくらいだ。
先日、「この仕組み、売れそうじゃないですか」と言ってもらった。言われてみれば、そうかもしれないと正直思った。本当にニーズがあるのかを確かめる意味も込めて、中身を書いておきたい。
人の手が入るのは、撮った素材をアップロードするところまでだ。
具体的には、こう流れていく。
Mac miniが動き続けていて、MacBookから送ったものを自動で処理してくれる。私が画面の前に張りついている時間はない。
これが、めちゃくちゃ楽だ。この仕組みを使い始めてから、発信することが本当に苦ではなくなった。むしろ、何でも上げたい気分になっている。
前に「AI時代に発信が武器になる理由」で、AI時代は発信が重要になると書いた。言うのは簡単だが、続けるには手間がかかる。
その手間を消してくれたのが、この仕組みだった。発信しろと言っておきながら、自分が一番ラクに続けられる形になったのは大きい。
昔は、編集を人に頼んでいた。
私の場合は友人が引き受けてくれていて、1本1万円だった。サムネイルは、デザインが得意な別の人に任せていた。
頑張れば1日でできる作業なのだと思う。ただ、頼む相手にも忙しい時期がある。結果として、1本出すのに3日間ほどかかっていた。
今は、今日撮ったものを今日上げられる。タイムリーさという意味で、これがめちゃくちゃいい。
思ったことを、その日のうちに出せる。外注していた頃には考えられなかった速さだ。
このAIの編集については、本当に「ありがとうございます」と言いたい気持ちでいる。
AIに素材を丸投げするだけでは、この仕組みは作れない。
きっかけは、社内の優秀なメンバーの1人だった。「AIで編集を自動化できそうじゃないですか」と言って、試しに組んでみてくれた。そうしたら、できてしまった。
ただ、ここは誤解されやすいところだ。Claude Codeに素材を渡して「編集して」と頼むだけで、この形になるわけではない。
私自身、丸投げで試したことがある。編集らしいことはしてくれる。それでも、ここまでの質にはならなかった。
違いを生んでいるのは、大きく2つだと思っている。
特にデータ化が肝だ。ここは正直、あまり細かくは出せない部分でもある。
ただ、素材をそのまま編集させるのではなく、いったんデータにしてから編集させる。この順番が質を分けている、とだけは言っておきたい。
データ化には、コストを抑える効果もある。
AIの発信をしている人の話を見ていると、この手の自動化は結構お金がかかっているように見える。私のイメージでは、1本あたり2、3000円くらいだ。
ただ、その金額を毎回現金で払っているわけではない。Claudeなどの月額の利用料の中で回っている。
実際には、2、3000円もかかっていないと思う。1000円いくらぐらいではないか。
トークンがどれだけ使われているかは、正直つかみきれていない。それでも、クレジットの減りが気にならないくらいの感覚で編集できている。
中では、役割の違うAIが順番にバトンを渡している。
1つのAIに全部やらせているわけではない。作業ごとに担当を分けている。
この分担が、Mac mini側で自動で回る。MacBookからは素材を全部送るだけで、YouTubeへのアップロードまでMac mini側で進む。
最近は、タイトルもほぼAIに任せている。
昔はタイトルをかなり気にしていた。伸びるときもあれば、伸びないときもある。タイトルが重要なのは今も変わらない。
それでも最近は任せてしまっている、というのが正直なところだ。
全部が自動でうまくいっているわけではない。一番引っかかっているのはサムネイルだ。
サムネイルも自動で作られる。3提案くらい出して、入れてくれる。ただ、その質が微妙に悪い。
困るのは、顔が変わってしまうことだ。私の顔に似ていない。だから今は、ChatGPTに入れてもう一度作ってもらうことがある。
しっかり直せば、きっと直せるのだと思う。それでも今のところ、サムネイルが自動でバーンと完成する状態ではない。人が考えて、手直ししている部分だ。
正直に言うと、編集の質は70%ぐらいだと思っている。
人が編集するより、圧倒的に速い。ただ、テレビのような高品質を求めるなら、この仕組みは向かない。そういうものを求める人は、別のところを探してもらった方がいい。
私がやりたいのは、タイムリーな情報発信だ。その目的なら、7割の質で充分だと個人的には思っている。完璧を待って3日遅れるより、7割で今日出す方を選んでいる。
YouTubeに上げると、そこから先の発信も自動で広がる。
投稿をきっかけに、次のところへ流れていく。
しゃべった内容をずらっと書き起こすだけでは、記事としては微妙になる。そこで、SEOを意識して書くブロガーのようなAIが、内容を読んで書き直している。
挿絵の画像も、APIと連携して作っている。だから、変な画像が入らないようになっている。
noteにはAPIがないので、システム側で入力して投稿している。こちらも私は何もしていない。note用の画像も同じように作られていて、不自然なものにはなっていない。
昔は、これを全部人がやっていた。あちらにアップロードして、こちらにもアップロードして。正直、超面倒くさかった。
手でやると、タイトルを決めるところまで含めて、なんだかんだ2、3時間はかかると思う。それが今は、ほぼゼロになっている。
残っているのは、撮ることとアップロードすること。あとはサムネイルの顔を直すくらいだ。
前に「AIエージェントの24時間稼働は必要か」で、何を自動化するかは絞った方がいいと書いた。その考えは変わっていない。
今回の発信の仕組みは、その例外というより、絞った先に残ったものだ。毎日これがあるおかげで発信が続いている。価値がはっきりある作業なら、ここまでつなげていいと思っている。
欲しい人がいれば、この仕組みの販売も考えている。ただし、渡せばすぐ動くものではない。
編集の仕組みそのものは、お渡しできる。ただ、YouTube、note、自分のメディアと、使っている発信先は人によって違う。それをClaude Codeでうまくセットアップする必要がある。
だから、受け取った人が全員、自分の発信先にそのままつなげられるかというと、少し違う。想定しているのは、Claude CodeやAIを使える人に仕組みを渡し、各自でセットアップしてもらう形だ。
私がいつも大事だと思っているのは、AIを実務に生かすことだ。自分の作業が楽になったか、自動になったか。そこで見てほしい。
「3Dモデルを作れました」「すごくモダンなUIを作りました」という発信は多い。ただ、それ自体は実務につながらない。Claude Codeを少し触った人なら、すぐできてしまうことでもある。
だから私は、そういうものは発信しないと決めている。誰が本物なのかは、その人の作業が実際に楽になっているかで判断してほしい。
私は元々、警察官として7年ほど働いていた。もう辞めているが、嘘は言えない性分だ。自分で使って、便利だったものだけを紹介している。
この仕組みは、私が今シーズン一番驚いて、便利だと思ったものだ。自分でも、あったら買うと思える。
研修では、こうした仕組みを自分の業務で組み、回し続けるところまで一緒にやっている。
自動化は、道具を入れるだけでは動かない。自分の作業を分けて、どこをAIに任せ、どこを人が見るかを決める。そこを手を動かしながら身につける場として、研修を用意している。
発信を自動化したい。あるいは、自社の作業のどこからAIに任せればいいか迷っている。そんなときは、無料相談はこちらから気軽に連絡してほしい。
この内容は動画でも話しています: https://youtu.be/Mu4qN-qvOhw
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